ありえない運転免許証

講習を受ける直前になって

講師は言った。

その一言によって、室内にいた人間たちは震撼した。

警察署にて入手したおみやげ。

太田、免許更新するってよ

というわけで、運転免許証の更新に行ってきました。

前に更新したのが5年前。

忘れた頃に更新のお知らせハガキがやってきた

ということはなく、

あまりにも長いと逆に更新するのを忘れていないか気になってしまい、

つい免許証を見てしまうので、意外と忘れないものである。

平成26年の時から見たら平成31年は果てしなく

先の未来だと思っていたのだが。

更新の場所について

しかし、運転免許証の更新の場所はなんとかならないだろうか。

名古屋の人が名古屋市の警察署で更新をしようと思ったら、

西警察署と港警察署でしかできない上に、

即日発行をしないものだから後日取りに行くか

800円も払って郵送してもらうしかない。

しょうがないので

市外の警察署で更新の手続きを行なった。

ちなみに、優良運転者でない名古屋人の場合は、

問答無用で現在工事中のため駐車場が一切ない

平針運転免許場へ行く羽目になってしまう

平針周辺の人はいいけど

それ以外の名古屋人にとっては不便きわまりない。

おまけに日曜日行こうものなら一日仕事になってしまうとのことだ。

人が多すぎて。

本来ありえない年

なにはともあれ

今回も無事ゴールド免許の取得となり、優良運転者講習を受けることとなった。

この講習を受けるときに講師の人がまず最初に、

「この講習を受けられた後に皆様が受け取られる

運転免許証の有効期限が本来ありえない年にっておりますが、

ご了承下さい」

というようなことを言った。

一体何のことやら、

まあ想像はついていたけど、事前にニュースで観たし。

つまり運転免許証の有効期限の表示が

平成36年

と表示されるのである。

今年の3月31日までならば、仕方がないにしても

4月に更新をしてもこの仕打ちとは。

もう4月1日において、5月1日から元号が「令和」になると

明確にわかっているのにもかかわらず、

平成を使い続ける理由はいったい何なのか。

わかりにくい有効期限

運転免許証に令和の文字が入るのは、5月1日以降に更新をした人からという。

つまり、令和を公式に使うのは

令和の時代に入ってからというお役所の考えなのだろうか。

それはそれでいいが……

いや全然よくないが。

ただ漠然と「平成36年」と書かれてもなぁ

いつ更新なのかちょっと戸惑う。

せめてわかりやすく表示するという発想はなかったのだろうか。

たとえば、西暦を表記するとか。

5年経ったらもう世の中は令和になれてしまい、

平成という元号は遠い昔のものとして認識されてしまうかもしれない。

そんなとき、早とちりした警察官が平成の免許証をみて

「有効期限が切れているじゃないか!逮捕だ!」

とか言い出さないだろうか。

「令和は018」なんて言っている場合じゃなかった。

平成から令和に換算するには、

平成から30年をマイナスすれば令和が算出される。

(そんなめんどうな計算をしなくても、下一桁だけを見ればすぐわかるけど)

逆に令和に30年を加算すれば平成が算出される。

つまり次回の更新は「令和6年」ということになる。

もう遠い未来の話のように感じるが

あっという間なのかもしれない。